肛門外科

痔の治療痔の治療

Treatment of
hemorrhoids

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痔でお困りの方、ご相談ください

おしりから出血する、何かが出ている、痛みがあるなど、肛門の症状でお困りの方は、一度ご相談ください。痔疾患で頻度が高いものは、痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔ろう(あな痔)です。お薬の治療だけでなく、いぼ痔に対しては、局所注射剤ジオンによる痔核硬化療法(ALTA)を行っています。

これは従来の手術療法と同等の効果がありますが、術後の痛みが少なく出血もほとんどないため、当院では外来で行っています。

肛門外科の診療は、火曜日のみとなっており、 島根大学病院の消化器外科医(男性)による診察となります。しかし、お急ぎの方や、女性医師をご希望の方はこの限りではありませんのでお電話でご相談ください。

なお、火曜日は休診となることもありますので、確認のうえご来院ください。

痔核硬化療法(ALTA)の治療の流れ

痔核硬化療法(ALTA)は痛みを感じない内痔核に注射するので痛みはありません。
したがって、麻酔は必要ないのですが、肛門鏡を挿入するのに抵抗がある方には肛門を緩めるために麻酔をかけます。

痔核硬化療法(ALTA)は4段階注射法といって図のようにひとつの痔核に4箇所に分けて注射し、薬液を十分に浸透させます。
複数の痔核がある場合は同様に行います。注射後は落ち着くまで30分〜1時間程度の安静が必要です。

投与後の早い時期に痔核へ流れ込む血液の量を減らし、
翌日には出血を止めて、脱出の程度も軽くします。

肥大していた痔核は次第に小さくなり、
引き伸ばされていた支持組織を元の位置に癒着・固定させ。
脱出を改善します。
(1週間〜1ヶ月)